勉強が出来ても受からない!? 今スグすべき「本当の」受験対策とは

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予備校大手の代々木ゼミナールが全校27校のうち、20校を閉鎖することを発表しました。「予備校閉鎖? うちの子まだ小さいし全然関係ない話だわ」なんて思っていたら大間違いですよ! 

2018年には日本の教育制度は、大きく変わるのです。

今日は、これからの子どもたちに大いに関係がある、教育制度改革について『グローバル社会に生きる子どものための6歳までに身に付けさせたいしつけと習慣』の著者・平川裕貴がお伝えします。

 

センター試験が廃止されます!

皆さんの中にも、センター試験を受けたという人がいるでしょう。センター試験は一発勝負ですから、当日体調が悪かったり、天候の影響を受けたりして思うように実力が発揮できなかった人や、たった1点差で悔しい思いをしたという人もいるのではないでしょうか?

そんなセンター試験を2018年を目途になくすと政府は決めました。これまでの“知識詰め込み”型の教育を改めるためです。そして、センター試験の代わりに『基礎テスト』と『発展テスト』からなる『達成度テスト(仮称)』を導入します。

「な~んだ! 名称が変わっただけでテストはあるんだ」そう思ったパパ・ママ、ちょっと待ってください。大きく変わるのは、これからお話することです。

 

「勉強だけでは受からない」大学受験に

前者の基礎テストは高校での学習習熟度を把握するためのテストで、後者の発展テストは大学が求める学力の判定に使用される、いわば受験資格的な要素を持ったテストです。

注目すべきは、大学はこのテストの結果だけではなくて、面接や論文、それまでの奉仕活動や課外活動の実績も考慮して合否を決めるということなんです。

すなわち、点数であらわされる学力だけではなく、それまでの活動を通して見える“人間的な資質”や特性など、より多面的な判断材料から合否を決定する受験になるんです。

 

幼児期の過ごし方も変わる!

さて、この大学制度改革はとても大きな意味を持つと、筆者は考えています。大学の入試が変わると、小・中・高校教育の在り方もどんどん変わっていくでしょう。

これまでの高校は、有名大学に入るため、中学校は有名高校に入るため、小学校は有名中学に入るため、そして、有名小学校に入るために子ども達は幼児期から、過度な競争に駆り立てられて、本来子ども達が学ぶべきこと、人との関わり方や社会のルールやマナーなどを学べないでいた、という面があるからです。

もちろん、算数ができること、英語ができること、国語の読解力があることもとっても大切です。でも、それと同じくらい、しっかりと自立し、社会の出来事に関心を持ち、弱者に対する思いやりの気持ちを持つことや、元気に若者(子ども)らしく、スポーツや音楽や芸術を楽しむことも、大切になってくるということなのです。

 

人を蹴落としあう競争社会ではなく、人とともに創る“共創”社会。そんな社会に子どもたちを送り出せるかもしれませんよ。

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【著者略歴】
※ 平川裕貴・・・日本航空国際線CA、外資系英語スクールを経て、1988年に子ども向け英会話教室を設立。30年以上に亘り子ども英語教育に携わり、現在3歳から6歳までの子どもにバイリンガル教育を実施中。近著は『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』。

【参考】
※ 坪谷ニュウエル郁子(2014)『世界で生きるチカラ』(ダイヤモンド社)

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