私立小学校、どんな試験が行われる?「お受験」で問われる3つの能力

source:https://www.shutterstock.com

お子さんが成長していく中で一度は考えるのが“小学校受験”をさせるかどうか。とは言え、やると決めたら両親ともに相当な覚悟を決めて過酷なトレーニングをしなければいけないのかしら? と不安になってしまいませんか?

そもそも、小学校受験ってどんなことをするのかよくわからない。いつ頃までに挑戦するかどうかを決めればいいの?

今回は、そんな疑問にお答えするために、塾講師ライターの筆者が小学校受験とはどんなものなのか、そして問われる力はどんなものなのかをご紹介します。

 

 

小学校受験ではこんなことやります

小学校受験とは、私立小学校に入学するために受ける試験のこと。その子の力を測るために行われる試験は、学校によって方法や内容は異なるものの、大きく次の3つに分類できます。

●ペーパーテスト

多くの学校が「聞き取りテスト」の形で行います。聞き取ったお話を理解・記憶できているか、数量の感覚をつかみ数を使いこなせているか、図形認識や転写ができるか、言葉の力や文章構成力はあるか、などが問われます。

●行動観察

行動観察では、日頃の生活習慣や集団での活動・行動ができるかどうかを見られます。何人かの子どもたちに一つの課題を伝えて取り組ませることで、伝えたルールを守れるか、協調・協力ができるか、自分の意見を伝えることができるかなどをチェックされます。

日頃の生活態度は、待ち時間の様子などにも現れます。むしろこちらの方がより普段の行いが出やすいので、よく見ている学校もあるでしょう。

●面接

保護者とのやり取りからは家庭環境や教育方針などを、子どもとのやり取りでは挨拶や礼儀、質問への理解力、コミュニケーション能力などを見られます。

子どもだけ、保護者だけ、親子同伴、集団面接など、学校によって様々なパターンがあります。

 

小学校受験で問われる能力3つ

source:https://www.shutterstock.com

小学校受験で問われているのは“知識”ではありません。健やかに成長し、小学校での学びを吸収するための、次のような力が求められています。

●健康的な生活力

健康的な生活習慣や運動習慣はもちろん、宿題などを習慣化し、やり抜く力なども求められます。

●考える力

問われていることを正しく理解する力や、論理的に考える力、数字・図形的なセンスなどを通して、知識を応用する力が求められます。

●伝える力

考えたことを正しく、わかりやすく、そして魅力的に伝える力が求められます。

 

直前の対策では太刀打ちできないのが小学校受験。日頃の生活や考え方、話し方などが結果に大きく関わってきます。

逆に言えば、小学校受験に向けて力を伸ばすことは、学ぶ力の土台づくりに最適。少しでも小学校受験に興味がある場合は、赤ちゃんが生まれたその日から、教育方針や生活の仕方、子どもとのコミュニケーションのとり方などを、受験を見据えて工夫していくことをおすすめします。

 

【参考・画像】
※  deeepblue、Anna Nahabed / Shutterstock

【関連記事】

お受験でも好感度UP!「自分から挨拶する子」に育つ4つのコツ

【FPが回答】世帯年収700万で「私立小学校受験」は現実的ですか?

※ ママの受験対策は、クレベリンで、ウイルス・菌対策[PR]

【著者略歴】

Nao Kiyota・・・塾講師ライター。子どもたちが“もっと夢中で”学べる環境作りに日々格闘している。美容・健康分野でも執筆活動中。【保有資格】小学校教諭/特別支援学校教諭/心理カウンセラー/ダイエットアドバイザー/リンパケアセラピスト

レクタングル