【インフルエンザQ&A 】小児科医がママの不安・疑問に回答!

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筆者の住むさいたま市では、10月上旬にはインフルエンザ患者が出たようで、今年もインフルエンザという言葉を耳にする寒い季節になったのかと風物詩にさえ感じます。

しかし、小さな子を持つ親としてはインフルエンザに対して、疑問や不安は大きいことと思います。

そこで今回は、インフルエンザに対するママ達の疑問についてクローバーこどもクリニック院長の眞々田先生より回答をいただきましたのでご紹介します。

 

ママが知りたい!インフルエンザの疑問4つ

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(1)ワクチンを打ったらインフルエンザにはかからない?

「予防接種を受ければ絶対大丈夫!」と思っている方もいるようですが、”ワクチンはインフルエンザを100%予防するものではありません。

なぜ予防接種を受けるのかというと、発熱や頭痛などの発症を抑える為であり、合併症を起こして肺炎や脳症等の重篤化の症状を予防する為なのです。

乳幼児がインフルエンザワクチンを接種した場合、だいたい20~50%の発症防止効果となっています。

因みに今年度は、ワクチンの供給量が前年よりも少ないようです。

 

(2)インフルエンザの潜伏期間は?

インフルエンザの潜伏期間はとても短く、感染してから発症まで2日前後となっていて、早い人だとその日のうちに発熱などの症状が表れます。

この潜伏期間が短い事が保育園や幼稚園、そして地域でインフルエンザが急激に流行する理由なのではと考えられています。

 

(3)病院に行くタイミングは?

1つのウイルスに感染すると8時間後には100個、16時間後には1万個へと急激に増加します。

発症後すぐだと上記のようにウイルスが少ない為検査をしても陽性反応が出ないので、12時間経ってから病院へ行き検査をしてもらうことをオススメします。

 

(4)いつから登園していいの?

厚生労働省「保育所における感染症対応ガイドライン」によると発症した日を0日目と数え、「発症後5日が経過している」「解熱後3日が経過している」の両方を満たせば登園できます。

発症した次の日には解熱する場合でも、6日はお休みする必要があります。

 

小児科医、眞々田先生からママへのアドバイス3つ

(1)発症から2日間は保護者が付き添う事!

タミフルを服用すると稀に異常行動を起こす場合があるという事は有名ですが、薬を服用していない場合や、解熱剤のアセトアミノフェンだけを服用した後に異常行動を起こす危険性があるそうで、少なくとも発症から2日間は子どもが一人にならないようにしましょう。

筆者の娘も2歳手前でインフルエンザにかかった時には、突然大きな声でよくわからない言葉を指をさしながら話し出したことがあり、その時はとても焦ってしまいました。

 

(2)乳幼児への「解熱剤」の使用は要注意!

高熱でうなされるわが子がかわいそうと、市販の大人用解熱剤を間違っても飲ませてはいけません!

実は、インフルエンザに使用してはいけない解熱剤にアスピリンが入ったものがあり、インフルエンザ発症時に服用するとインフルエンザ脳症やライ症候群を引き起こす危険性があります。

くれぐれも自己判断で服用せずに、病院で処方されたものを指示に従い服用しましょう。

 

(3)予防接種だけじゃない「基本的な予防」を心掛けて!

予防接種を打てばいいと思いがちですが、普段の体が元気であることが一番の予防策といえるでしょう。

規則正しい生活を心掛け疲れた時には休養し、ストレスが多い状態だと免疫力が落ちてしまうので、メンタル管理にも気を配れるといいですね。

人ごみに行かないのが一番ですが、行く場合にはマスクなどを身に着け、基本的な「手洗い・うがい」が実は効果的だったりします。

 

インフルエンザは、まさにこれからがシーズンです。

今の時期から対策を考えてインフルエンザに負けないようにしたいものですね。

 

【参考・画像】
平成27年度インフルエンザQ&A - 厚生労働省
保育所における感染症対応ガイドライン - 厚生労働省
感染症について - 浜松医療センター
※ gpointstudio、 Monkey Business Images/ Shutterstock

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【著者略歴】
※ 青木かおり・・・2歳の女の子と、7歳の男の子のママ。家族がHAPPYを感じられるように、まずは自分がHAPPYに過ごす事を意識しています! 体を創る「食」の事や、心を育む「体験する・感じる」事など幅広く興味を持ち、子育てに臨んでいます。子育てをしていく中で、キャンプ、ハイキング、釣り、川や海遊び、自然教室、家庭菜園など自然の中で子供と一緒になって遊ぶ事が大好きに。現在育児真っ最中、リアルな子育て状況をお伝えしています!

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